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iPod touch どこでもWi-Fi

iPhone 3Gの通信料金が私の許容範囲を大幅に超える設定だったことでiPhone 3Gを断念したことは既にレポートしました。
その後SoftBankから予想より早く料金改定が発表され、パケット料金が5,985円固定だったのを1,695円からの2段階のスライド制にしました。
しかし、フルブラウザ表示のSafariではすぐに上限の5,985円になるのは明白です。また、料金改定が行われたと言いながら、まったく使用使用しなくても4,000円近く取られます(パケット定額フルは1,695円ですが、iPhone 3G本体、通話料等々で)。
SoftBankが料金改定を発表した時には一瞬、「購入可能か!」と思いましたが、冷静に考えれば上記の結論となり、やはり私にとってメリットが少ないと判断しました。

SoftBank、iPhone 3Gのパケット料金を改定

私がiPhone 3Gに魅力を感じたのは3G機能です。iPod touchで不可能だった「どこでもブラウジング」が出来ることが私にとってのiPhone 3Gの魅力のすべてです。
カメラもブルーツゥースも私にとって訴求ポイントにはなりません。まぁ、カメラ機能は付いていれば便利なシーンもあるとは思いますが。
もっと根本的に私は、通話機能は不要なので、その不要な通話機能で月々の支払いが増えるのも納得できないことでした。
つまり、私はiPod touchで「どこでもブラウジング」ができればOKなのです。
通常の手段ではiPod touchで「どこでもブラウジング」を実現できなかったのでiPhone 3Gに魅力を感じたわけです(もっもそれがiPod touchとiPhone 3Gの差別化のポイントですが)。
もし、iPod touchで3G環境と同様な環境が構築できればiPod touchで十分なわけです。

また、iPhone 3Gが発売され1ヶ月経ちますが、どうも3G機能が弱いとの評価を聞きます。
この原因がAppleにあるのかSoftBankにあるのか分かりませんが(最近の情報ではiPhone3Gの独インフィニオン・テクノロジーズ社製の半導体に原因があるらしいとのこと)。また、3G通信はWi-Fiに比較してどうしても見劣りするようです。
このようにiPhone 3Gは、あまり3Gのメリットが出ていないようです。

D02HWとPHS300

そんな時、GoogleでiPod touchの情報をチェックしていましたら、私にとって興味深い情報に行き当たりました。
必要なのはイーアクセスのD02HWと米CradlePoint Technology社のPHS300です。
このPHS300とD02HWがあればiPod touchでタイトルにあるように「iPod touchで、どこでもWi-Fi」になるそうです。
一部のマニアの間では暫く前からブームだったようですが私は今回初めて知りました。

米CradlePoint Technology社のPHS300

PHS300はポータブル無線LANルーターというカテゴリーの商品らしいです。
簡単に言うと、通常の無線LANルーターはACケーブルから電源を取りますが、PHS300は内蔵バッテリーから電源を供給されるためどこでも持ち運びできるのが特長です。
PHS300に、イーアクセスから出しているデータ通信カードD02HWを差せば(イーアクセスのアクセスポイント内ならば)どこでもWi-Fi環境が構築されるそうです。

米CradlePoint Technology社のPHS300

早速、イーモバイルの料金体系を調べました。
すると、D02HWの「スーパーライトデータ」というデータ通信契約した場合、通信料金は1,000〜4,980円となります。
SoftBankよりかなり安く済むではないですか。
iPod touchのSafariもフルブラウザ表示なので普通に使えばすぐ上限になるのはiPhone 3G購入ユーザーのレポートを見ればわかります。SoftBankの場合は9,000円近くかかります。しかしイーモバイルなら5,000円弱です。約4,000円も違います。
それ以上に魅力的なのはイーモバイルの場合、まったく使用しなければ1,000円で済むことです。SoftBankではまったく使用しなくても4,000円近くかかるのですから1/4と大きな違いになります。
イーアクセスも2年縛りがありますので2年間は解約できません。最初は物珍しさで上限まで使っても、その内に飽きて使わなくなった時の事を考えたら最低料金は少ないことに越したことはありません。

イーアクセスのエリアですが、3大キャリア(docomo、au、SoftBank)には劣りますが、私の通常の生活圏内の首都圏はすべて網羅していますし、仕事での出張エリアの東名阪もほぼエリア内なので問題ないと判断しました。
ほとんどありませんが、イーアクセスのエリア外に出張になった場合は今まで通りマクドナルドに行けば株式会社トリプレットゲート社のWIRELESS GATEの無線LANサービスを使うことができます。
Webサイトでのユーザーの声によると首都圏の鉄道はもちろん新幹線もトンネル以外はOKとのことでした。これならば来年春に始まるN700系での無線LANサービスを待つ必要ありません(当然無料でなく有料サービスでしょうから)。 イーアクセスのエリアの弱点は地下鉄ですが、私は通勤に地下鉄を使っていないので、このデメリットは受けません。

ただし、PHS300+D02HWを使用する時のデメリットは荷物が増えることです。
PHS300は電流食いのようで通常使用で1.5〜2時間しか持たないそうです。そこで、出張などで1日AC電源から充電できない場合はさらに外付けバッテリーも必要となり荷物は増えます。しかし、iBookなどのノート型Macを持つことを考えたら全然負担は軽いのは言うまでもありません。
また、PHS300とIPod touchの間は有線でなく無線なのでPHS300+D02HWをバッグの中に入れて置けば、対外的にはiPod touchのクールさはそのまま保てます。

日本発売を伝えるニュース記事

ここで重要な役割をするPHS300ですが、今まで日本で販売されていなかったので個人輸入で入手するしかありませんでした。
しかし、8月1日にコミューチュア社が日本で発売することを発表しました。技術基準適合証明の取得を申請し、証明を取得したら発売するそうです。早ければ8月末を予定しているとの情報でした。
今個人輸入をすると25,000円程かかりますが、コミューチュア社では15,000〜18,000円を想定しているとのことですので、個人輸入との差額で外付けバッテリーを購入できる計算です。
アフターサービスを考えたら正規輸入の方が安心なので私は正式発表を待つつもりです。
しかし、これらの申請手続は遅れることが多いので、はたして本当に8月末までに発売になるのか心配です。別のニュースでは「秋までには…」との情報もありますから。
一方、アキバで唯一PHS300を輸入発売していたジャングルというショップがPHS300の発売を終了するとアナウンスしていましたので、日本での正式発売が近い感じもしています。

イーアクセスのMVNOで
サービスを提供するDTI社

8月になりイーアクセスの回線を借りてサービスを提供するDTI(株式会社ドリーム・トレイン・インターネット)の「DTI 高速モバイルプラン」が登場しました。
このサービスのメリットは端末のD02HWが無料になることです。イーアクセスでは2年縛りで端末料金が9,980円となっています。
DTIは端末がレンタル扱いとなっていますので自分の物にならないのですが、通信端末なのでイーアクセスとの契約が切れた後に持っていても使い物にならないわけです。DTIは端末レンタル料を取るわけでないので料金負担もありません。
また、常に持ち歩く商品は落下などで故障する可能性は高くなります。買い取りですと1年の補償期間を過ぎると実費負担となりますが、レンタル契約なら永遠に無償交換になりますのでユーザーには購入よりも大きなメリットがあります。
故に、私が契約する場合はイーアクセスでなくDTIにすることを考えています。

PHS300を購入し「どこでもWi-Fi」環境が構築できたらまたレポートしたいと思います。